手を拱くとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 手を拱くの意味・解説 

手(て)を拱(こまぬ)・く

読み方:てをこまぬく

《「てをこまねく」とも》

両手の指を胸の前で組んで敬礼する中国行われたあいさつ方法

腕組みをする。手をつかねる。「—・いて思いにふける

もしない傍観している。手をつかねる腕をこまぬく。「当局も—・いていたわけではない

「要吉は—・いて女の泣き止むのを待っていた」〈森田草平煤煙

[補説] 文化庁発表した国語に関する世論調査」で、「手をこまねく」は、「何もせずに傍観している」と「準備して待ち構える」の、どちらの意味だと思うかを尋ねたところ、次のような結果出た

 平成20年調査令和元年度調査
何もせずに傍観している
本来の意味とされる
40.1パーセント37.2パーセント
準備して待ち構える
本来の意味ではない)
45.6パーセント47.4パーセント


手を拱く

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 12:14 UTC 版)

慣用句

こまぬ、こまね

  1. もしないこと。
  2. (胸の前で)両手の指を組み合わせる挨拶をする。

語源

中国語 拱手(胸の前で指を組む挨拶をすること)より。すでに『後漢書』には「天水隴西拱手自服」という表現がある。

別表記


「手を拱く」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「手を拱く」の関連用語

手を拱くのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



手を拱くのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの手を拱く (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS