所定の運用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 20:39 UTC 版)
「しらせ (砕氷艦・2代)」の記事における「所定の運用」の解説
「しらせ」は例年、11月頃に東京晴海埠頭に出港し、オーストラリアフリーマントルにて南極観測隊を乗艦させ、年末頃に昭和基地に接岸、2月頃に昭和基地を出発し、4月頃に帰国するのが定例である。帰国後、間もなくしてJMU横浜事業所鶴見工場に入渠し、砕氷や南極海域における過酷な環境によって損傷、故障した船体や機器類の整備、検査をする。8月に出渠し、確認運転や慣熟訓練を行った後に全国を回り、一般公開などの広報活動や、南極に向けて各訓練などを行う。10月には観測隊の物資搬送搭載等を行うために東京晴海埠頭に入港し、11月中旬に南極に向けて出港する。これら所定の運用を繰り返し行っている。 2013年2月に、オーストラリアン紙において「しらせ」が軍用砕氷艦(military icebreaker)であり、日本の捕鯨活動を支援しているとの記事が掲載されたため、外務省では捕鯨調査とは関係なく、「軍艦(warship)ではなく、定期的な南極調査隊用の船舶である。」との文章を同紙に寄稿している。
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