戦評の松
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 05:38 UTC 版)
戦評の松(せんぴょうのまつ)は、名古屋市緑区有松町大字桶狭間字幕山にある史跡である(北緯35度3分12.6秒 東経136度58分8.6秒 / 北緯35.053500度 東経136.969056度 / 35.053500; 136.969056)。桶狭間の戦いの折りに、今川義元がこの地で評議を行ったという伝説があり、それを示す石碑も残されているが、一般には、今川方の先遣として当地に布陣した瀬名氏俊が配下の部将を集めて戦の評議をしたのがこの地にあった松の大木の根元であったとされる。『天保十二年丑年五月知多郡桶廻間村圖面』にも長坂道に沿って大きな松の木が描かれており、地元で「一本松」・「大松」などと呼ばれて親しまれていたが、1959年(昭和34年)9月に襲来した伊勢湾台風のために枯死してしまう。2代目の松は1962年(昭和37年)5月19日に植樹されたが、2008年(平成20年)に虫食いのために枯死、翌2009年(平成21年)3月に幼木が植樹され、現在は3代目である。
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