戦法としての有効性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/13 05:05 UTC 版)
先述のように、有段者以上との対局では、有用な戦法とはいえない。一方で将棋ソフトは定跡形の将棋では強くても、このようなイレギュラーな戦法への対処がしにくいケースが多い(奇襲戦法が組み込まれているソフトはきわめて少ない)ため、思わぬ勝利を得られることもある。 かつて『将棋世界』1983年2月号で「定跡実験室」のシリーズ企画で堀口弘治(先手、中飛車側)対室岡克彦(後手、居飛車側)が角道開型で後手居飛車側が有利な指定局面として指させて、結果は先手中飛車側が勝利している。但し中飛車側をもって指した堀口は観戦記ではやはりこの中飛車側の戦型は指しにくい、としている。
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