戦役史跡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/16 15:48 UTC 版)
金門は古来より戦役の最前線とされていた。特に1949年以降は中華民国の反共最前線として、国家の安全保障を担う重要な役割を与えられた。そして長期にわたる軍事的緊張により建築された防御施設は現在戦時体制を示す遺跡となっている。古寧頭戦役の主戦場である古寧頭区は,包括北山洋楼、李光前将軍廟、林厝浴血殲敵紀念碑、古寧頭精神堡壘、湖南高地などを含み往時の戦火を偲ばせている。また太武山の中央トンネル、瓊林の地下戦闘村、八二三戦史館、太武山軍人公墓など金門炮戦の戦役史跡も数多く残されている。この他対岸から僅か2,300メートルに位置する大陸向け放送を行なった馬山播音站、烈嶼の九宮トンネル及び双口戦闘村、太武山上の毋忘在莒碑、湖井頭軍史館など多くの関連史跡が散在している。
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