戦いの発端
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/17 10:23 UTC 版)
第三紀3018年9月、ガンダルフはアイゼンガルドを脱出してローハンに逃れ、サルマンがローハンに害意を抱いていることをセオデン王に警告した。この後、サルマンはローハン全体にわたる主権を主張し、ローハンと抗争を始め、王の顧問にしてサルマンの間者、蛇の舌はサウロンの脅威を理由にサルマンに対する消極策を王に進言することになる。 3019年2月25日、アイゼンの浅瀬の合戦で、セオデン王の一人息子セオドレド王子が討ち死にした。 3月2日、アイゼンの浅瀬で再び合戦が起こり、西の谷の領主エルケンブランドは敗退し、撤退、生死不明となった。 同日ガンダルフの一行がエドラスに到着し、セオデンを癒し、蛇の舌の影響力を排除し、囚われていたエオメルを解放するとともに、兵を西に送り、サルマンと雌雄を決するべきことを進言した。王は非武装民を馬鍬砦に避難させ、彼らの指導者としてエオウィン姫を指名し、自身はエドラス近郊から兵を招集してヘルム峡谷に進軍した。途中でエルケンブランドの敗退を知り、角笛城でアイゼンガルドの軍勢を迎え撃つことにした。 一方、サルマンはアイゼンガルドの全軍勢を東に向けて進軍させており、角笛城で両軍は衝突した。
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