成沢大輔とは? わかりやすく解説

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成沢大輔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/21 08:43 UTC 版)

成沢 大輔(なりさわ だいすけ、1965年9月25日 - 2015年3月6日)は、ゲーム評論家、ゲーム攻略本ライター。編集プロダクションCB's PROJECT主宰者。早稲田高等学校卒業(第86回生)。最終学歴は不詳。

人物

1980年代から「ファミコン必勝本」を中心にゲームライターとして活動。塩田信之らと共に、ゲーム攻略本専門の編集プロダクションCB's PROJECTを立ち上げ、主宰していた。

競馬が好きで、高校生時代は競馬研究同好会の主宰を務めていたことから、古くから『ダービースタリオン』などの競馬ゲームの紹介記事や攻略本を多数手がけていた。特に『ダービースタリオン』の攻略本は攻略本というより血統本と言うべき内容で、薗部博之はこれについて「ああいうものが出てくるのは完全に想定外ですよ。何にも関わっていません」とある意味で成沢の研究熱心さを評価している[1]。また、女神転生シリーズでは攻略本のほかに「HIPPON SUPER!」で同作品のファンページ「CLUB邪教の館」を担当した。

「HIPPON SUPER!」では、主にメガドライブ用ソフトのレビュー記事も担当し、「レッスルボール、バトルトードなど、マイナーでも傑作だと確信したものは惜しみなく絶賛する一方で、内容が気に入らなければ有名メーカーの作品や前人気が高い作品でも低い点をつける辛口レビュアー」と称したが、酷評した作品のメーカーから事実誤認があるとして反論が寄せられたり、『シルフィード』や『ファンタシースター 千年紀の終りに』のレビューに於いて、制作者への人格攻撃とも取れる表現をするなど、物議を醸す出来事も少なくなかった。

晩年はゲームから離れ、フジテレビの競馬中継の構成作家を務めつつ、漫画情報サイト「マンガナビ」で漫画コラム「成澤大輔の『マンガを読むので忙しい!』」の連載などを行っていたが、2015年3月6日に死去した事が知人のFacebookTwitterで告知された[2]。49歳没。

主な著書

出演

脚注

  1. ^ 電ファミゲーマー編集部『ゲームの企画書②』p.162 (2019年、角川新書)
  2. ^ 訃報 水上学公式ブログ 白線の内がわ 2015年3月9日

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