愛媛県の「いも炊き」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 08:57 UTC 版)
愛媛県でも、芋煮会と同様な「いも炊き」という行事がある。中秋の名月の頃の月見行事であり、300年の伝統があるとも言われるが、現在は昼間から行われている。行事の時のみならず、「いも炊き」自体が秋の季節料理となり、家庭やレストランでも供されている。肉は鶏肉が一般的。一般家庭向けの例として、日本食研のような一般食品メーカーから少人数用の「いも炊き」のたれが販売されていたり、スーパーでは主な材料に季節の間ずっと販売用ポップが添えられていたりと手軽に「いも炊き」が出来るようにもなっている。 完全に地方の定番料理として定着しているため、季節の行事や観光客向けのイベントと言うより家庭料理や郷土料理としての色合いが濃い。 大洲市・肱川,東予地方・西条市の加茂川、四国中央市土居町関川や、松山平野・重信川などの河川敷などで、各地域の商工会の主催でいも炊き会場が設営され、毎年数万人の人出がある。
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