恵野駅とは? わかりやすく解説

恵野駅

(恵野仮乗降場 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/01 06:32 UTC 版)

恵野駅
めぐみの
Megumino
上頓別 (2.6* km)
(3.9* km) 敏音知
所在地 北海道枝幸郡中頓別町字上頓別
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 天北線
キロ程 23.2* km(音威子府起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1956年昭和31年)5月1日(仮乗降場)1987年(昭和62年)4月1日(駅昇格)[1]
廃止年月日 1989年平成元年)5月1日[1]
備考 天北線廃線に伴い廃駅
*キロ程は実キロ(営業キロは最後まで設定されなかった)
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1977年の恵野仮乗降場と周囲約500m範囲。上が中頓別方面。判別し難いが、踏切の下の線路左側に白く見えるのがホーム。踏切脇に待合室の屋根が見える。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

恵野駅(めぐみのえき)は、かつて北海道宗谷支庁枝幸郡中頓別町字上頓別に設置されていた、北海道旅客鉄道(JR北海道)天北線廃駅)である。天北線の廃線に伴い、1989年(平成元年)5月1日に廃駅となった。

歴史

  • 1956年(昭和31年)5月1日 - 日本国有鉄道(国鉄)北見線の恵野仮乗降場設定)として開業[1][1][2]
  • 1961年(昭和36年)4月1日 - 路線名が天北線に改称され、それに伴い同線の仮乗降場となる[1]
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となると共に旅客駅に昇格[1]恵野駅となる[1]
  • 1989年(平成元年)5月1日 - 天北線の全線廃止に伴い、廃駅となる[1]

駅構造

廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。

仮乗降場に出自を持つ無人駅となっており、駅舎はないが待合所を有していた。

駅周辺

広大な原野が広がっている。

駅跡

2011年(平成23年)時点で、駅跡地には鉄道関連施設は何も残っておらず[4]、原野となっている。

隣の駅

北海道旅客鉄道
天北線
上頓別駅 - 恵野駅 - 敏音知駅

脚注

  1. ^ a b c d e f g h 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、905頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 中頓別町史 P855 によれば、昭和31年12月に停留所が設置。
  3. ^ 書籍『北海道道路地図 改訂版』(地勢堂、1980年3月発行)16ページより。
  4. ^ 書籍『北海道の鉄道廃線跡』(著:本久公洋、北海道新聞社2011年9月発行)244-245ページより。

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