恵みの庭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 16:11 UTC 版)
恵みの庭(めぐみのにわ)は、北海道恵庭市にあるサッポロビール北海道工場に設けられている、ゲストハウスと造園計画とコンテンポラリーアートの組み合わされた企業庭園。植村泰佳のプロデュースによって実現。上田カルチャープロジェクツの上田祐子と建築家の伊東豊雄と共同で、のちに参加したライトアーチストの田原圭一、作曲家の菅野由弘、彫刻家の岡本敦生、サウンドデザインのハ木祥臣が参加した。ここで造園手法はすべて排除、アースワークだけで構成している。 光の庭のランドスケープ設計·照明計画:アーククルー、建築計画:伊東豊雄建築設計事務所、サイン計画:日交音響計画: フォンテックツー、アート:田原佳一(照明) 菅野由弘(作曲) 岡本敦生(彫刻)。建築施工, 镥装·照明工事, 植栽は、前田·鴻池JV (協力業者・植栽が大成·伊藤·西松・雪印種苗, 王子緑化JV)竣工は1989年6月、総敷地面積 318.368 m2、該当敷地面積: 110.000 m2である。伊東はゲストハウスで1990年村野藤吾賞を受賞している 敷地周辺の風景、埴生調査から北海道の大地を表現し、工場用地として真っ平らに造成された敷地は、北海道の大地が引き剥され、悲惨な姿をしていた。このため、ごくあたりまえに求めながら容易に実現かった北方圏のイメージを現実のものとして体験する場をめざし、北方圏のおおらかさを出すために、語ることを極力押さえてあり、北海道の大地に抱かれるような、やさしさを表現すべく、緑・花・水・光・雪・風、などの自然な材料の構成にこだわっている。なにげない美しい風景を実現するため、また今もさらに美しくすべく管理されている。
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