恋のマイル戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 07:07 UTC 版)
1マイル前後のレースを走る馬たちの織り成す恋模様を描いたシリーズ。ベースとなっているのは、初期の人気シリーズであるダイタクヘリオスとダイイチルビーの「ヘリオス・ルビー恋物語」。作者いわく、当初ローテーションが同じでよく対戦していた両馬をネタにして半分シャレのつもりで恋愛ドラマ風に描いたところ、予想外に反響を呼びシリーズ化されたという(『馬より素敵な役者はいない』の「『ヘリオス・ルビー』シリーズとの死闘」より)。タイキシャトルとキョウエイマーチの淡い想いを描いたり、ダイタクヘリオスの仔のダイタクヤマトとメジロダーリングの恋を扱った続編がある。 後付けではあるが、デュランダルがマイルチャンピオンシップに挑戦する際に相談を受けたニホンピロウイナーはシャダイソフィアに関する悲しい思い出を少しだけ語っている。その後、レース直前にダンスインザムードを見かけたデュランダルはきついローテーションが可哀想だと思ったが彼女は2着と健闘し、同父だけどちょっと気になる存在に変化した。 スカーレットブーケはダイタクヘリオスに片思いしていたが、思いを伝えないまま現役生活を終えた。後年、息子のダイワメジャーがダンスインザムードとふざけて遊んでいたのを「同父の禁断の恋」と誤解し、同じく勝手に恋愛と思い込んだダンスインザムードの姉・ダンスパートナーと激しい口論となるドタバタ展開もあった。
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