怒首領蜂大往生におけるソースコードの盗用問題
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2009年6月19日、Xbox 360版『怒首領蜂 大往生 ブラックレーベル EXTRA』において、開発を担当した株式会社アクアシステムがケイブおよびアリカが権利を持つ、PS2版怒首領蜂大往生のソースコードを盗用、意図的に改竄して制作した事実を発表、謝罪した。さらにXbox 360版には多数の不具合があり、これを受けて5pb.は今後の同ソフトの生産、出荷を行わないと発表。アリカ側の主導で同ソフトの修正版が制作される事が決まり、タイトルアップデートで修正版を配信することが公表された。 また、これによりXbox 360移植版『ケツイ〜絆地獄たち〜 EXTRA』のライセンス契約が無効になったことが判明した。後に別チームによって制作が行われ、当初の予定から大幅に遅れて2010年4月22日に発売されている。 なお、元プロデューサーであるさかりまさきは自身のブログにて、ソニー・コンピュータエンタテインメントのプレイステーション3用ソフト『グランツーリスモ5プロローグ』のバグに対し批判を行っていたが、皮肉にも自身が担当していた同製品に多数の不具合が発見される事態になってしまった。 その煽りを受けた結果かは不明であるが、同日にさかりがプロデューサーとして担当していた(後に開発スタッフから外されている)Xbox 360版『タユタマ -Kiss on my Deity-』の発売日が2009年7月30日から11月5日に変更されている。 その後、最初の発表から11ヶ月にわたり音沙汰のない状況が続いたが、2010年5月12日に同ソフトの公式サイトにて「修正版は現在最終のチェック段階に入っており、準備が整い次第公開できる状況である」ことが公表され、2011年1月19日にようやくタイトルアップデートが行われ、一連のバグはおおむね修正された。
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