徴用工員
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/10/17 12:24 UTC 版)
海軍設営隊の特色として、徴用工員と称した軍属が非常に多かったことが挙げられる。特に、朝鮮や台湾出身の工員の割合が高かった。通常は日本本土の各鎮守府の施設部の所管で教育された後に、設営隊などとして組織され出動した。給与は軍人に比べて高給であったが、生活待遇は良好とは言いがたかった。最前線では地上戦への戦力化を余儀なくされ、多くの犠牲を出した。なお、玉砕戦となったケースでは、軍人に比べて生存者が多い。 このほか、必要に応じて現地労務者を雇用することも認められていた。
※この「徴用工員」の解説は、「海軍設営隊」の解説の一部です。
「徴用工員」を含む「海軍設営隊」の記事については、「海軍設営隊」の概要を参照ください。
- 徴用工員のページへのリンク