御誄中の使用例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/16 10:12 UTC 版)
誄(るい)とは死者の生前の功績をたたえ、その死を悲しむこと。また、その旨の文章のこと。 殯宮移御後一日祭の儀 1989年(平成元年)1月20日明仁謹んで 御父大行天皇の御霊に申し上げます。 崩御あそばされた後も、優しく厳かなお姿はまなかいに甦り、慈しみ深いお声は心耳に響いて、ひとときも忘れることができません。 幽明を隔てて、哀慕の情はいよいよ切なるものがあります。 ここに、正殿を以って殯宮に充て、霊柩をお遷しして、心からお祭り申し上げます。 追号奉告の儀 1989年(平成元年)1月31日明仁謹んで 御父大行天皇の御霊に申し上げます。 大行天皇には、御即位にあたり、国民の安寧と世界の平和を祈念されて昭和と改元され、爾来、皇位におわしますこと六十有余年、ひたすらその実現に御心をお尽くしになりました。 ここに、追号して昭和天皇と申し上げます。
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