後継種販売から生産終了まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 03:34 UTC 版)
「ナイキ エア・フォース1」の記事における「後継種販売から生産終了まで」の解説
後継種であるエア・フォース2が1986年に発売されたことに伴い、エア・フォース1は一度生産を終了する。しかし生産終了後もストリートバスケットボールのシーンや一般ユーザーからの人気は根強かった。ボルチモア地区にある3つのシューズショップ「チャーリー・ルドー・スポーツ」、「ダウンタウン・ロッカールーム」、「シンデレラ・シューズ」の3店舗(後にこの3店舗は3アミーゴズと呼ばれるようになる)は、ナイキ本社に直々にエア・フォース1の再発売を申し出た。すると、1カラーあたり1200足販売することを条件に、このボルチモアの3店舗限定でエア・フォース1の再発売を行うことが許可された。再発売されるや否や、噂を聞きつけたユーザー達が東海岸からボルチモアまでエア・フォース1を購入しに訪れるようになった。以後、1990年代からは、ボルチモア地区以外でも正式に再発売が解禁された。またこの間の1988年に、最初のオリジナル版の復刻が行われた。この時期は、バスケットボールシューズとしては、エア・ジョーダンシリーズに代表されるハイテクシューズの台頭により、エア・フォース1はバスケットボールシューズという位置づけから次第にストリートシューズへと定着していくこととなる。とりわけLowカットは、着脱のし易さや快適性から一般ユーザーから好んで愛用されることとなり、ストリートシューズへの定着に拍車をかける要因となった。
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