後世の作品で応挙を取り上げたもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 11:38 UTC 版)
「円山応挙」の記事における「後世の作品で応挙を取り上げたもの」の解説
応挙の絵は大衆に受け入れられたため、大衆娯楽で取り上げられることが多い。また池波正太郎「鬼平犯科帳」では、盗賊の人相書きを四条円山派の絵師・石田竹仙に描かせており、写実的画風で幕府お抱えの狩野派に勝るとも劣らないと劇中で描写されている。 落語「応挙の幽霊」- 応挙が描いた幽霊の美人画を元にした落語。応挙を左甚五郎のような神格化された名人として扱っており、「応挙の幽霊の絵は他の絵師とは違う。とても美人だ」「応挙の幽霊は掛け軸から出て来る。左甚五郎の彫った龍が夜な夜な水を飲みに行くのと同じだ」と描写されている。『古典落語8 怪談・人情ばなし』所収。落語協会編、角川文庫/新版・ハルキ文庫
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