影響し合うサブジャンル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 03:39 UTC 版)
「スマートフォン」の記事における「影響し合うサブジャンル」の解説
現在スマートフォンと呼べるもの、または自称しているものは、商品展開において影響をお互いに与えていることが少なくない。 それまで独自の手描き入力「グラフィティ」をキーワードにしてきたHandspringは2002年1月に通話機能標準装備のPDAとして、初めてTreoシリーズを発売したが、初代となるTreo180(無印)には小型QWERTYキーボードを搭載した。これは前述のBlackBerryの影響である。ちなみにグラフィティ仕様のTreo180gも発売したが、後に終息した。 そのBlackBerryは、同年末以降に音声通話に対応した。これは、Treoシリーズあるいはその前身であるVisorシリーズの通話オプションアタッチメントハード「VisorPhone」や、2001年12月に「HipTop」という名前で発表され2002年10月に「SideKick」として発売された通話可能製品の影響がある。 「Sidekick (HipTop)」は2002年1月の見本市・International CESでは「音声通信ができるBlackBerry」という捉えられ方で歓迎された。しかし、US200ドルを下回る低価格製品であり、カメラ機能はDDIポケットが自社PHS用に発売していた「トレバ」というオプションハードとそっくりの外付けオプションだった。日本国内においては既に1999年9月に携帯電話 (PHS) VP-210が内蔵カメラを搭載しており、その後各社・各キャリアが追随していったため、その目で見ると「スマートフォンなるもの」としては見劣りする。
※この「影響し合うサブジャンル」の解説は、「スマートフォン」の解説の一部です。
「影響し合うサブジャンル」を含む「スマートフォン」の記事については、「スマートフォン」の概要を参照ください。
- 影響し合うサブジャンルのページへのリンク