彦島北西部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 22:36 UTC 版)
竹ノ子島 詳細は「竹ノ子島」を参照 大昔に鬼が居た鬼ヶ島と人間が住んでいた竹ノ子島がぶつかってできたという伝説がある。そのため竹ノ子島には鬼にまつわる話があり、竹ノ子島北側は鬼ヶ島とも言われる。 現在は台状の島で造船所がある。 西山 地名の由来は河野通久(彦島十二苗祖の節参照)が八幡尊像を刻むために伐採した楠の木の生えてあった場所から西を西山、東を東山と決めていたことにちなむ。その後東山一帯では本村の方が有名になってしまったためしだいに知られなくなった。 刻むために切り倒された楠の木は元々大木であり伐採したあとには奇怪な現象がたびたび起こった。河野通久はその大木の残り木を杜撰に放置していることに気付き、一ヶ所にまとめて今後何かがあれば使うことを約束し誓った。その後怪奇現象はおさまり、楠の木は彦島の守り木となった。 現在西山にある地名には六人武者の悪事(伝承節参照)に由来する地名が残っている。バス停にもある波高(はたか)や渡瀬(わたらせ)は六人武者が横行していたときに裸にさせられたことや「物を渡せ」と言われたことにちなむ。 荒田 地名の由来は定かではないが日本各地に存在する「荒田」は新田(あらた、しんでん)から来ているためこれが由来であると考えられている。現在の町名には残っていないがバス停の名前として「荒田」、「荒田口」が残っている。 迫 地名の由来は定かではないが日本各地に存在する「迫」や「〇〇ヶ迫」などの地名は狭く行き詰まった谷の地形から来ているためこれが由来であると考えられている。 7丁目は埋立地となっており、下関三井化学の施設が立ち並ぶ。
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