引退と遺産
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/21 17:32 UTC 版)
「ジョン・ジャービス (技術者)」の記事における「引退と遺産」の解説
ジャービスは1864年に引退し自宅のあるニューヨーク州ロームへ帰ったが、その地域での活動は継続した。1869年には彼は、現在のローム製鉄所となるマーチャンツ製鉄所の設立に貢献した。 ジャービスの余生のほとんどは執筆に費やされた。彼は1877年にThe Question of Labor and Capital(労働と資本の問題)を執筆した。 彼の死に際しては、ジャービスは自宅を公開の図書館として使えるようにローム市に遺贈した。彼の個人的な収集図書は現在、ジャービス公共図書館(英語版)のジョン・B・ジャービスコレクションとなっている。建物は1982年にアメリカ合衆国国家歴史登録財に登録された。 1927年にデラウェア・アンド・ハドソン鉄道は400 psi(2.8 MPaまたは28 kg重/cm2)の蒸気圧で走る実験的な蒸気機関車を製造した。この1401号機関車はジョン・B・ジャービスと名付けられた。 ニューヨーク州のポートジャービス(英語版)も彼の名にちなんでいる。この町はジャービスが設計したかつてのデラウェア・アンド・ハドソン運河に面した港で、ニューヨーク州、ニュージャージー州、ペンシルベニア州の境界に位置している。
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