康翎タルチュム芸能者/人間文化財
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「ソン・ヨンテ」の記事における「康翎タルチュム芸能者/人間文化財」の解説
タルチュムとの出会いは安養映画芸術学校在学中。発表会の為に習ったが、正式に学ぶ為に康翎タルチュムの芸能保有者である金實子と金正順に自ら弟子入りした。 2002年2月5日、韓国の文化財庁によって無形文化財第34号康翎タルチュム芸能保有者として、俳優出身者としては初めて人間文化財に登録された。韓国文化財財団のインタビューでは、「タレント活動をしていなかったら康翎タルチュムのみやっていただろう」と語っている。経済的な理由からタレント活動を制限しないまま、1970年以降、康翎タルチュムの全公演に出演している。 劇中では水玉模様の赤い衣装で、チュィバリ(醉發/酔っ払った僧あるいは遊び人と解釈されている)という主要人物の一人を演じ、歌と舞を披露しているが、自分の役割だけでなく、二時間に及ぶ康翎タルチュムの全場面をこなす事ができるという。 また、朴東信に師事して仮面制作も学び、面とチュィバリの子供に当たる人形も自ら制作している。 1984年以降、日本や欧米など、世界各地でも公演を行っている。
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