年齢制限の変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/21 08:26 UTC 版)
当初の『A3』は最大の特徴として18歳以上に限定したサービス提供を謳ったが、2005年9月20日より18歳以上限定サービスが取り外され、全年齢対応のレーティングに変更された(年齢制限の理由は駆け引きや騙しあい、エゴなどの人間心理の複雑さをゲーム上で描写するためと説明されていた)。 実際、リミテッドサービス(βサービス)の参加者募集は3度行われたが、初回の募集ではクレジットカード (日本)による認証など、18歳以上であることを徹底して確認していた。しかし参加者が集まらなかったためか、2度目はネットカフェで参加用チケットを配布(年齢を店頭確認)へと変更、3度目に至っては18歳以上かどうかの確認画面を表示するだけに変更され、初回応募者へ不公平感を与えることとなってしまった。 結果的に、この募集方法はプレイヤーの大量獲得に失敗する結果となった。 国内で運営される同種MMOの『リネージュ』『ラグナロクオンライン』(『A3』と同じくガンホー・オンライン・エンターテイメントが運営)などとは比べものにならないほどプレイヤー数が少ない。ただし、人数の少なさは必ずしも悪い評価だけではなく、ゲームマップの広さに比較すれば参加人数は適正程度であるとの評価もある。 しばらくの間は新規プレイヤー獲得に向けた特別なイベント等は何も行われていなかった。その後いくつかの「新規プレイヤー向けアップデート」を経て、最終的には2005年9月20日、「世界が成熟した」事を理由に年齢制限が解除された。
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