年齢計算
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 08:42 UTC 版)
法的に満年齢が加算される日付は、誕生日の前日(24時)である。 生まれた時の満年齢は0歳であり、その日は、0歳の「1日目」となる(時刻問わず)、日にちが変わると、「2日目」となり、365日目(閏年の場合は、366日)が終わると、満1歳となる。つまり、誕生日の前日が終了する度に1歳ずつ増えていく。 例えば、1月1日生まれの場合、前日の12月31日の24時に1つ、年をとる。4月1日生まれは、3月31日の24時に年をとる。 そのため、日本では、4月1日生まれ人は、3月31日(24時)に満6歳になり、4月1日には、同年の1月1日から3月31日生まれの満6歳の人たち(早生まれ)と同じ学年として小学1年生となる。そして、同年の4月2日から12月31日生まれの人たちとは学年が異なる。 日本の現行法では「年齢は暦に従って計算する」と定めるが、暦には「0日目」がなく、1から日を数える。そこで年齢計算は、生後1日未満の時間は繰り上げて1日とし、出生日当日を1日目とする。つまり出生が真夜中1分前でも、出生した日が1日目とされ、(出生1分後の)真夜中をすぎると2日目となる。365日目の日付は誕生日の前日であり、その終了は誕生日の前日の24時(午後12時)である。 さらに判例によると、日付を基準とする場合は時刻は考慮されず、満年齢の加算は誕生日前日の全期間におよぶ。上の4月1日生まれで満5歳の者の例では、3月31日の24時を過ぎれば満6歳となる。 詳細は「年齢計算ニ関スル法律」を参照
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