平衡三進法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 05:35 UTC 版)
重みを持つ各桁の値を負の側にも振る、平衡位取り記数法の最も単純な方式である(同様の考え方を拡張すれば、平衡五進法や平衡七進法が考えられる)。amの値を-1,0,1とする。位取り記数法の内に負数も含めて綺麗に表現できるという性質があり、ドナルド・クヌースのように「おそらく、あらゆる記数法の中で最も美しい」と言う者もいる。しかし、二進法などと比べて応用も多くないため、ほとんど使われていない。ここでは-1を 1 ¯ {\displaystyle {\bar {1}}} と表示することとする。また、この表記法は天秤で「1g,3g,9g,27gの分銅を用いて1~40gの質量を量る方法」とも似ている。
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