3値論理との関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 05:35 UTC 版)
多値論理の一種で、それらのうちもっとも単純なものともいえる3値論理と三進法は、ある意味で関連があるとも言えるが、同一視するのは誤りである。3値論理には3値論理としての各種の論理演算が提案されているが、それらは必ずしも記数法としての三進法(通常の、あるいは平衡三進法)と対応するとは限らないし、対応させなければならない、というものでもない。論理素子・回路として3状態の方式を使い、数の表現と数値計算に三進法を採用したコンピュータがあったとして、そのコンピュータが論理演算として3値論理の論理演算を持つか否か(あるいはそれがどのような論理体系を実装したものか)も設計次第である(前述のソ連のSetunに関して、三進法の回路方式を、すなわち3値論理であると解釈したものと思われる解説などが見られることがある)。
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