平日整列制のシミュレータ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 09:37 UTC 版)
「鉄道博物館 (さいたま市)」の記事における「平日整列制のシミュレータ」の解説
前述の3種類のシミュレータと違い平日はアプリによる抽選はなく、体験したいシミュレータに並び順番を待つ。また、いずれも追加の料金はかからない。運転操作などはディスプレイや音声で案内される。「大人サイズ」で作られているので、小さな子供は大人のひざの上に乗せて運転するように係員から指示される場合がある。いずれのシミュレータもスタートボタンにより開始されるが、205系シミュレータは椅子がスイッチになっているため途中で立ち上がってはならない。また体重が軽いとセンサーが反応しないため大人が一緒に座る必要がある。 211系シミュレータ交通博物館より引き継がれたもので、開館当初は交通博物館時代と同様のコンピュータグラフィックスの映像だったが、2009年4月29日に実写映像へリニューアルされた。 高崎線大宮 - 籠原間が体験できる。 保安装置として、ATS-Pが実装されている。 実写リニューアルはD51形と同様の音楽館が担当した。 205系シミュレータ本シミュレータは交通博物館時代と同様の映像を使用している。鉄道博物館への移設当初は同シミュレータの床下に揺動装置が組み込まれ、車両の揺れが再現されていたが、南館への移設の際に揺動装置は取り外されている。 山手線内回りの大崎 - 田端間(映像は1987年1月にクモヤ143形の特別列車により収録)が体験できる。 保安装置としてATCが実装されている。 製作は三菱プレシジョンが担当している。 本シミュレータは「一駅交代制」ではなく「制限時間制」となっている(約3分/1 - 2駅で交代となる)。 E233系シミュレータ南館に新たに設置されたシミュレータ。本館2階から南館2階に移転した運転士体験教室の物と異なり、第2計器モニタも含めた運転台計器全てが設置されている。 車掌シミュレータに改造された209系に変わる形で京浜東北線が収録される。区間は品川 - 赤羽間で、北行のみの運転となる。
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