平成の大合併による失効
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 19:54 UTC 版)
「富山市民の歌」の記事における「平成の大合併による失効」の解説
この「富山市民の歌」は制定から52年にわたり市民歌として歌い継がれて来たが、平成の大合併により上新川郡と婦負郡の4町2村と新設合併したことに伴い(新)富山市へは引き継がれず失効扱いとなっている。富山地域合併協議会で市民歌の制定につき「市の花、木、花木、歌及び音頭については、新市において、指定の有無も含め検討する」と取り決められたことを受け、市木は(旧)富山市からケヤキ・花木は同じくツバキを引き継ぎ、市花は旧7市町村いずれの花でもなかったヒマワリが新たに指定されたが、(旧)富山市が制定した市民歌や愛唱歌・市民音頭に関しては他の4町2村の町村民歌と合わせて失効扱いで廃止された。以降、富山市役所において旧「富山市民の歌」の後継となる楽曲を制作する動きは、新設合併から15年以上が経過した2020年(令和2年)時点においても見られない。 そのため、富山市は1989年(平成元年)に制定した市民愛唱歌「さがのうた」が新設合併により失効扱いとなり廃止された佐賀市と共に、全国の都道府県庁所在地では数少ない自治体歌を有しない都市となっている。
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