常楽院_(板橋区)とは? わかりやすく解説

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常楽院 (板橋区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/28 13:52 UTC 版)

常楽院
所在地 東京都板橋区前野町4-20-8[1]
位置 北緯35度46分16.6秒 東経139度41分26.9秒 / 北緯35.771278度 東経139.690806度 / 35.771278; 139.690806座標: 北緯35度46分16.6秒 東経139度41分26.9秒 / 北緯35.771278度 東経139.690806度 / 35.771278; 139.690806
山号 熊野山[2]
院号 常楽院
宗旨 新義真言宗[2]
宗派 真言宗豊山派
本尊 不動明王[2]
創建年 江戸時代初期
開山 賢鏡
正式名 熊野山法界寺常樂院
別称 土器寺[1]
寺号:法界寺[2]
札所等 豊島八十八ヶ所霊場25番札所、北豊島三十三ヶ所霊場25番札所
文化財 前野町遺跡出土弥生土器(東京都指定有形文化財)[3]
法人番号 3011405000390
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常楽院(じょうらくいん)は、東京都板橋区にある真言宗豊山派寺院

概要

江戸時代初期、賢鏡(1680年寂)によって開山された。山号の「熊野山」という関係からか、区内の前野町の東熊野神社前野町の西熊野神社熊野町の熊野神社別当寺でもあった。

当寺は幕末期に寺子屋を開いている。当寺が所蔵している杉戸絵には、寺子屋の子供のいたずら書きも残されている[4]

当院周辺は「前野町遺跡」と呼ばれる遺跡があり、多くの弥生土器が出土している。これらの土器は弥生時代末期を象徴する土器ということで「前野町式土器」と呼ばれている。

当院はこの前野町式土器を収蔵していることから、別名「土器寺」と呼ばれている[1]

寺宝等

交通アクセス

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d 板橋区 常楽院.
  2. ^ a b c d 新編武蔵風土記稿 前野村.
  3. ^ 東京都文化財情報データベース.
  4. ^ 板橋区教育委員会 編『いたばしの寺院 (文化財シリーズ第39集)』板橋区教育委員会、1982年、112-116p

参考文献

  • 板橋区教育委員会 編『いたばしの寺院 (文化財シリーズ第39集)』板橋区教育委員会、1982年
  • 馬場憲一 著『板橋区史跡散歩 (東京史跡ガイド19)』学生社、1993年
  • 「前野村 常楽院」 『新編武蔵風土記稿』 巻ノ14豊島郡ノ6、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:763977/60 
  • 常楽院”. 板橋区公式ホームページ. 板橋区産業経済部くらしと観光課 (2020年1月15日). 2020年10月30日閲覧。
  • 前野町遺跡出土弥生土器”. 東京都文化財情報データベース. 東京都. 2020年10月30日閲覧。



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