常染色体劣性多発性嚢胞腎とは? わかりやすく解説

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常染色体劣性多発性嚢胞腎

(常染色体性劣性多発性嚢胞腎 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/16 00:29 UTC 版)

常染色体劣性多発性嚢胞腎
分類および外部参照情報
診療科・
学術分野
遺伝医学
ICD-10 Q61
ICD-9-CM 753.1
OMIM 263200
DiseasesDB 10280
MedlinePlus 000502
eMedicine radio/69
MeSH D017044
GeneReviews
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ARPKD は常染色体劣性遺伝形式をとる

常染色体劣性多発性嚢胞腎(じょうせんしょくたいれっせいたはつせいのうほうじん、: autosomal recessive polycystic kidney disease, ARPKD)は、腎疾患のひとつ。

多発性嚢胞腎の1タイプであり、新生児にみられ羊水過少による肺低形成などを伴いポッター症候群のⅠ型に分類される[1]

概要

多発性嚢胞腎(PKD)の一つであり、常染色体劣性遺伝により起こり、集合管由来の2 mm以内の微細な嚢胞が放射線状に多発する[1]。頻度は10000人から40000人に一人、出生前から新生児期にみられる[1]

新生児に見られるため、多発性嚢胞腎の幼児型と呼ばれる[2]

原因

原因遺伝子はPKHD1 (6番染色体短腕)[1]

治療

有効な治療はなく、対症療法となる[1]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e 『病気がみえる 〈vol.8〉 腎・泌尿器』 P318~P319 メディックメディア社発行 ISBN 978-4896324143
  2. ^ 南山堂医学大辞典 第12版 ISBN 978-4525010294

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