市川哲史による評価
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 08:26 UTC 版)
「ヴィジュアル系」の記事における「市川哲史による評価」の解説
音楽評論家の市川哲史は、ヴィジュアル系バンドマンの多くは音楽的には真面目だったと評価している。市川によれば、ヴィジュアル系ミュージシャンは好きなバンドやその背景にあるバンドを聴きあさる傾向がある一方で、多様な機材を用いたり、楽器の練習に真面目に取り組むものもいたりと音楽への探究心が強かったという。 また、市川とライターの藤谷千明の対談では、ある年代のロックファンにとってはヴィジュアル系が日本国外のロックの入り口として機能していたことが指摘されている。実際、ヴィジュアル系のミュージシャンは雑誌のインタヴューやラジオ等で音楽を盛んに紹介しており、ファンの側も紹介された音楽を実際に聞いてみるなど、音楽に関しては真面目だったという。 ジャンル自体には「世界のどこにもない日本オリジナルのロック」であると述べるなど、音楽的に肯定的な評価をしているといえる。
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