市場拡大
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 00:12 UTC 版)
1990年3月にカナダのトロント証券取引所にTIPS35が上場された。その後アメリカでは、1993年1月22日にS&P 500指数に連動することを目的として運用されているSPDR S&P 500(NYSE Arca: SPY)がステート・ストリートから上場された。更にニューヨーク・ダウ工業株30種に連動するSPDR Dow Jones Industrial Average ETF(NYSE Arca: DIA)、ナスダック100指数に連動するInvesco QQQ Trust, Series 1(NASDAQ: QQQ)など多数ある。 2000年代から世界のETFは残高を本格的に拡大した。同年5月にバークレイズ・グローバル・インベスターズ(2009年からブラックロック)が一挙に50ファンドを設定した。世界の残高は2001年に1000億ドルを超えて、2011年末現在では1兆3475億ドルに達した。世界の全投信残高に対するETF残高の比率は1999年の0.3%から2010年末に5.3%へ拡大した。 2002-6年に合成指数型がシェアを急拡大し多様化を象徴した。2009年3月、ドイツのxetraに、db x-trackers db Hedge Fund Index ETF (ISIN: LU0328476337) が上場された。世界で初めてヘッジファンドに投資するETFが登場した。
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