工業化学会の設立
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工業化学会の設立は1898年(明治31年)である。初代会長は旧幕時代にオランダで化学を学修し、明治政府にあって農商務大臣や文部大臣を歴任した榎本武揚、副会長には東京化学会常議員の森省吉が就任した。 日本化学会の事務は創立以来東京帝国大学内で執られてきたのに対し、工業化学会は本部の移動が多く大正10年(1921年)には牛込区柳町、大正15年(1926年)には本郷区森川町、昭和6年(1931年)には麹町区丸の内に設置される。昭和16年(1941年)に、現在日本化学会本部が位置する神田区駿河台1丁目に敷地面積211坪、延べ床面積70坪の建物を購入し社団法人化された。
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