州非常事態宣言、連邦基金
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/14 07:25 UTC 版)
「リム・ファイア」の記事における「州非常事態宣言、連邦基金」の解説
火災によってサンフランシスコ・ベイエリアに電力を供給する現存する3基の水力発電所の内の2基が損傷を受けて発電を停止し、サンフランシスコの主な水源であり、市の水供給の85%を占め、260万人の需要者に供給しているヘッチ・ヘッチー(英語版)貯水池の機能を脅かしたために、カリフォルニア州知事ジェリー・ブラウンは8月23日、サンフランシスコ市に州非常事態を宣言した。8月26日、サンフランシスコ公益事業委員会(英語版)は予防措置として、ヘッチ・ヘッチーからサンマテオ郡およびアラメダ郡に位置する下流の貯水場へ水を移動させることを命令したが、市の水供給が途絶するほどの火災になるとは予想していなかった。8月26日月曜日までに火災はヘッチ・ヘッチーから1マイル以内まで延焼し、オーショネシー・ダム (カリフォルニア州)(英語版)職員は降灰による貯水への影響を憂慮している。 消火活動費用は9月5日現在において約7200万ドルと試算されている。アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁は州に対して「火災を管理、緩和、鎮火する」ために支出された補償範囲内の消火活動費について75%まで助成金によって補償することを発表した。
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