嶺北・上部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/12 18:55 UTC 版)
上部鉄道跡:1893年(明治26年)8月27日完成の日本初の山岳鉄道で、標高850m石ケ山丈(いしがさんじょう)と標高1100m角石原(かどいしはら)の間5532mを蒸気機関車が走っていた。しかし、第三通洞による輸送ルートが整備されたため1911年(明治44年)10月7日廃止された。現在はこの角石原から先は通行禁止になっている。なお、角石原は東平より約2時間弱上る、または、銅山越より北へ約30分弱下った地点である。 第一通洞北口:標高1100m。明治19年に初めて南側と結ばれ南口の代々坑に貫通した。全長1020m。銅山峰ヒュッテ広場の東端にある。 銅山峰ヒュッテ:明治26年に上部鉄道の発着駅・角石原停車場が設けられ、そのすぐ西には選鉱場と焼鉱場があった。廃止後の駅舎跡は銅山峰ヒュッテとなり、多くの登山者に利用されている。平成16年山守の伊藤玉男が亡くなった後を妻みどりが継いで維持している。 一泊二食6000円(要予約 09027829340 11時から13時の間に連絡すること) 上部鉄道跡 第一通洞北口 銅山峰ヒュッテ
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