岩熊井堰
疏水の概要 | ||
■疏水の所在 宮崎県延岡市の中心部を流れる五ヶ瀬川の下流域に位置し、長さ260m、水路延長30km、灌漑面積460haとなっている。 ■所在地域の概要 延岡市の中心部を流れる一級河川五ヶ瀬川の河口より約10km上流の岩熊頭首工(井堰)から取水する平坦で土地肥沃な良田地帯である。 ■疏水の概要・特徴 岩熊井堰は、江戸・八代吉宗のころ、水に乏しく米の収穫が極めて少ない「ひばりの巣」と称される荒れ地であった恒富村大字出北村(現延岡市出北)で貧困にあえぐ農民を知った延岡藩家老の藤江監物が、享保9年に郡奉行の江尻喜多右衛門に命じ、五ヶ瀬川に井堰と用水路を作らせ、享保19年に完成したものであり、工事前には150石しかなかった米の収穫量も、755石にまで伸びた。その後、幾多の改修と昭和8年及び昭和46年の大改修により、現在の頭首工となった。 |
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