岩手競馬3歳三冠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 02:53 UTC 版)
2007 - 2009年:阿久利黒賞、ダイヤモンドカップ、不来方賞 2010 - 2018年:ダイヤモンドカップ(M1)、不来方賞(M1)、ダービーグランプリ(M1) 2019年 - :ダイヤモンドカップ(M1)、東北優駿(M1)、不来方賞(M1) サラブレッド系3歳馬による三冠競走。達成馬はセイントセーリング(2007年)、ロックハンドスター(2010年)の2頭。 岩手競馬は近年競走体系をたびたび変更し、2000年からは距離別体系の導入で牝馬限定戦をのぞき7つの重賞競走(スプリント2競走、マイル2競走、クラシックディスタンス3競走)が組まれたことで三冠という概念はなくなった。 競走体系を見直した2007年からは主催者は上記の競走で正式に三冠制度を導入し、対象競走の優勝馬馬主に特別奨励金(ボーナス)が支給されることになった。 2007年 - 2009年はダイヤモンドカップ・不来方賞に加えて従来11月に行われていた阿久利黒賞を5月に移行して三冠競走を形成していたが、2008年に休止したダービーグランプリを2010年に復活させ上記3競走を「三冠レース」として設定したため阿久利黒賞は対象競走から外れる形となった。なお、不来方賞は2004年から地方競馬全国交流競走であったがダービーグランプリが2010年から地方競馬全国交流競走として設定されたため、2010年からはダービーグランプリの岩手所属馬限定トライアル競走となった。2019年からは16年ぶりに水沢競馬場にて復活した東北優駿が入り、ダービーグランプリが外れた。
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