岡崎バイパス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 15:47 UTC 版)
起点 - 額田郡幸田町芦谷(幸田芦谷IC) 終点 - 西尾市南中根町(安城西尾IC) 総延長 - 14.6 km 名豊道路の他の4つのバイパスとともに、国道23号及び並行する国道1号のバイパス機能を担う。岡崎平野を通過し、名称は「岡崎(おかざき)バイパス」となっているが、岡崎市域は全く通過しない。また岡崎バイパスの開通によって幸田須美IC以西の旧道は愛知県道383号蒲郡碧南線に降格されている。 自動車専用道路ではないが、50 cc以下の二輪車は通行禁止となっている。50 cc超の二輪車は通行可能。 2007年(平成19年)3月26日、暫定2車線で全線開通。引き続き4車線化工事を行い、藤井IC - 安城西尾IC間の下り線が2012年(平成24年)12月4日、安城西尾IC - 藤井IC間の上り線が2012年(平成24年)12月19日に、西尾東IC - 藤井IC間の下り線が2015年(平成27年)12月17日、藤井IC - 西尾東IC間の上り線2016年(平成28年)2月26日に、それぞれ2車線に拡幅された。幸田芦谷IC - 西尾東IC間を2016年度以降に4車線化予定。 岡崎バイパスのうち「西尾道路」の区間では自然環境に配慮した取組みが行われている。矢作古川周辺に生息するヒメボタルに対する影響を軽減するため、比較的影響が少ないとされるルーバー付きナトリウムランプが当該エリアの道路照明に採用されている。これは、学識経験者・地元関係者からなる「ホタルに優しい照明選定委員会」(委員長・阿江茂南山大学名誉教授)が事前調査を行い、その調査に基づいて採用したもので、ルーバーを取付けることによって道路照明によるヒメボタルへの影響を少なくしている。
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