山賊征伐
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 14:48 UTC 版)
ある日、仁宗が東岳に送った使者が女山賊・杜月英らに襲われ、貢物が奪われるという事件がおきた。これに対して楊家軍が派遣されるが、途中で楊文広は杜月英の義妹である竇錦姑と戦って敗北、竇錦姑に「私と結婚しなければ殺す」と脅迫され、これを承諾する。さらに、文広は竇錦姑より10倍強いと言われる杜月英とも結婚させられてしまう。だが、山賊が貢物を返したので一応の一件落着ということで、文広は貢物を納めに東岳に向かう。 その後、文広は燕家荘で鮑飛雲とその父親の妨害を受け、武術では負けなかったものの逃げる鮑飛雲を追いかける途中に落馬して、捕虜になってしまう。これまた、同じようなパターンで文広は鮑飛雲とも結婚する。 帰還後、文広は父の宗保が病で死亡したので、跡を継ぎ楊家軍の当主となる。もともと、文広は仁宗の娘と婚約していたのに、「何時の間にか三人もの娘と結婚しているのはどういうことか」と問題になるが、魏化らが事情を説明することで場を収める。しかし、狄青らの度重なる讒言に嫌気が差した文広は、友人の魏化とともに鶴に変身して宮廷を去る。
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