山本自爐 本名(二郎)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/20 06:30 UTC 版)
「山本又五郎」の記事における「山本自爐 本名(二郎)」の解説
16代の次男で17代の弟1897年(明治31年)- 1954年(昭和29年)。鋳金を15代より学び、更に篆刻家の梨岡素岳に就く。香取正彦によると、1930年(昭和5年)に香取の父(香取秀真)らによって発足した工芸家グループ「七日会」のメンバーであった。1934年(昭和9年)に商工大臣賞を受賞する。日展の特選作家となり、日本美術協会審査員に選ばれた。晩年は瀬波温泉に居住した。 伝統を踏まえた上で、モダニズムの感覚を取り入れた作品を多く生み出した。村上城址の土と瀬波の砂を使用するのが秘伝といわれた。作品は新潟県立近代美術館に所蔵されている。 山本自爐 蝦蟇仙人(がませんにん)鋳銅 渡辺矢一所有 山本自爐 鉄瓶 山本自爐 鉄瓶刻鋳 山本自爐 香炉 山本自爐 絵画
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