居留外国人の墓地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 14:53 UTC 版)
「神戸外国人居留地」の記事における「居留外国人の墓地」の解説
居留外国人のための墓地は初め、江戸幕府によって小野浜新田(後の神戸市中央区浜辺通6丁目)に用意された。墓地の管理は居留地会議行事局が行い、返還後は神戸市へ移管された。 居留地返還後の1899年(明治32年)、神戸市は小野浜外国人墓地が飽和状態になったことへの対策として、葺合村春日野(後の神戸市中央区籠池通4丁目)に墓地を増設した(春日野外国人墓地)。しかし同墓地もやがて飽和状態となり、神戸市は中央区にある再度山で墓地の建設を開始した。この新たな墓地(神戸市立外国人墓地)は第二次世界大戦による中断を挟んで1952年(昭和27年)に完成し、まず同年に小野浜新田の墓地が、次いで1961年(昭和36年)に春日野の墓地が移転された。
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