局見世
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 07:50 UTC 版)
最下級の遊女宿で、切見世とも呼ばれた。時間ぎめで価を決めた。局見世で働く女郎は「鉄砲女郎」と呼称された。通常、2畳ほどの狭い部屋で男性の相手をし、吉原にも存在した。当時、吉原で花魁相手に遊ぶためには、初めて登楼する「初会」、2度目の「裏」、3度目の「馴染み」という手順を踏まなければならず、人気の花魁の場合現在の価値で数十万円かかったが、局見世では1回1,000円~2,000円が相場であった。繁盛している切見世の店外には客が順番待ちをしていた。
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