局舎移転
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 13:53 UTC 版)
1961年(昭和36年)3月の完成から50年使用してきた局舎が老朽化していたため、かねてから新築・移転計画があり移転用地を探していたところ、2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)で被災したためさらに計画が進められた。 同年8月30日、移転用地としてホテル仙台プラザおよび斎藤報恩会館(斎藤報恩会自然史博物館)の跡地(合計5,522.47m2)を東京海上ホールディングスの関連会社から35億円で取得し、さらに2012年(平成24年)2月8日、隣接する1,034m2の市有地(1998年まで仙台市武道館、以降、コインパーキングとして使用)を5億円で取得した。両取得地は合わせて6,556m2となり、前局舎の敷地面積よりやや広い。 2011年(平成23年)9月1日に発表された計画では、2012年(平成24年)度までに移転先にある建物等を取り壊し、2014年(平成26年)度中に新局舎を着工、2018年(平成30年)度までに移転して運用開始するとしているが、計画の前倒しに努めるとした。 2017年(平成29年)6月5日に新会館の竣工式が行われ、2018年(平成30年)2月4日に開館した。総工費は約117億円。公開スタジオや震災を映像で学べるスペース等を設ける予定で、従前の局舎の跡地は売却するとしている。
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