小説以外を対象とした文学賞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 20:56 UTC 版)
「文学賞」の記事における「小説以外を対象とした文学賞」の解説
小説以外の様々なジャンルの文学・文芸に特化した文学賞も数多く存在する。 現代詩では、高見順賞や新人賞であるH氏賞などがある。短歌では、現代歌人協会賞や、新人賞である角川短歌賞や現代歌人協会賞などがあり、俳句では現代俳句協会賞や新人賞の角川俳句賞などがある。他にも、評論や随筆などを対象とした小林秀雄賞、ノンフィクションを対象とした大宅壮一ノンフィクション賞、講談社ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞、戯曲を対象とした岸田國士戯曲賞、翻訳だけに与えられる日本翻訳文化・出版文化賞などさまざまに設けられている。これらは、それぞれの文学ジャンルにおいて方向性やトレンドを示す存在として重要視されている。 風変わりな所では、1970年代の雑誌『面白半分』において、宣伝のために書籍の下部に巻かれる腰巻(帯)に書かれるキャッチコピーを対象とした日本腰巻文学大賞という賞が開催されたこともある。この場合、腰巻というものの性質上、文章を製作した受賞者・選考対象者が編集者ということも珍しくなかった。
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