小木曽絢子とは? わかりやすく解説

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小木曽絢子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/27 05:37 UTC 版)

小木曽 絢子(おぎそ あやこ、1937年6月3日[1] - )は、日本翻訳家日本推理作家協会会員。

略歴

東京都世田谷区生まれ[1]福岡県立修猷館高等学校[2]東京女子大学文学部卒業[1]

英語教師だったが、SF好きの息子の影響で40歳頃から翻訳を勉強し[2]、1986年にアンドレ・ノートン『スター・ゲイト』小隅黎(柴野拓美のペンネーム)との共訳で、翻訳家としてデビューした。

翻訳

L・M・ビジョルド

紀伊国屋書店で、当時世界的には無名だったビジョルドの『自由軌道』を発掘し、翻訳を企画。相談先の東京創元社が『戦士志願』の翻訳を企画していたのもあり、小木曽単独による翻訳出版が決まった。出版後、米国在住のビショルドを訪ね、親密な仲となった[3]

ヴォルコシガン・サーガ

  • 『戦士志願』(創元推理文庫) 1991
  • 『自由軌道』(創元推理文庫) 1991
  • 『親愛なるクローン』(創元SF文庫) 1993
  • 『無限の境界』(創元SF文庫) 1994
  • 『ヴォル・ゲーム』(創元SF文庫) 1996
  • 『名誉のかけら』(創元SF文庫) 1997
  • 『バラヤー内乱』(創元SF文庫) 2000
  • 『天空の遺産』(創元SF文庫) 2001
  • 『ミラー・ダンス』(創元SF文庫) 2002
  • 『遺伝子の使命』(創元SF文庫) 2003
  • 『メモリー』(創元SF文庫) 2006
  • 『ミラー衛星衝突』(創元SF文庫 ; 698-15) 2012
  • 『任務外作戦』(創元SF文庫 ; SFヒ1-17) 2013
  • 『外交特例』(創元SF文庫 ; SFヒ1-18) 2014
  • 『大尉の盟約』(創元SF文庫 ; SFヒ1-19) 2015

「死者の短剣」シリーズ

  • 『死者の短剣 惑わし』(創元推理文庫 ; 587-08) 2008
  • 『死者の短剣 遺産』(創元推理文庫 ; 587-09) 2010
  • 『死者の短剣 旅路』(創元推理文庫 ; 587-10) 2011
  • 『死者の短剣 地平線』(創元推理文庫 ; Fヒ-5-12) 2013

脚注

  1. ^ a b c 日本推理作家協会・会員紹介
  2. ^ a b 平成26年度東京修猷会総会
  3. ^ 東京創元社60周年 私と東京創元社

外部リンク




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