小倉の鬼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 00:11 UTC 版)
メイショウカイドウの競馬場別成績競馬場1着2着3着4着以下小倉8 1 2 5 東京1 2 0 3 中山0 1 0 2 京都0 0 2 1 阪神0 0 0 3 小倉競馬場でのレースを得意とし、全11勝のうち8勝(残る3勝は東京、福島、笠松で各1勝)を、小倉三冠をはじめとする重賞5勝のうち4勝を小倉で挙げた。小倉8勝はアトラスらと並ぶ最多タイ記録、小倉重賞4勝は歴代最多記録である。4歳以降の小倉での敗戦は、ダイタクバートラムが1800mの日本レコードで勝利した2004年の北九州記念2着(タイム差無し)と7歳以降の3戦に限られる。二つ名は「小倉の鬼」「小倉の帝王」「小倉の横綱」など。JRA60周年を記念して行われたメモリアルホースファン投票(小倉部門は小倉記念勝ち馬の中から選出される)では、2位ドリームジャーニーに2000票以上の差をつける最多得票を集め、「玄界灘の風雲児 メイショウカイドウカップ」として施行された。 小倉で無類の強さを見せる反面、小倉以外では陣営すら不可解な敗戦もあり、人気を背負っての敗戦後には「分からない」「理解に苦しむ」といった関係者のコメントが並んだ。陣営は「本当に(小倉の)コース相性は抜群」としながらも「小倉以外で走ること」をこの馬の課題とした。小倉三冠達成後、メイショウカイドウは初GIとなる天皇賞(秋)へ出走したが、最下位18着(18番人気)に沈んでいる。
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