小サキ星ガ輝ク
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既知で最初の日本語訳(および、日本の最初の日本語訳)は、村井元道の訳業で、出版者・三浦源助の下から1881年(明治14年)に出された自習書『ウヰルソン氏第二リイドル直訳』に所収の、「小サキ星ガ輝クヨ輝クヨ」で始まる「第14章 小サキ星ガ輝ク」であり、これは "Twinkle, twinkle, little star; Twinkle, twinkle, little star; " で始まる "Twinkle, Twinkle, Little Star "(現在の邦題:きらきら星)の直訳であった。 また、アメリカ人宣教師にして保育者・教育者でもあったアニー・ライオン・ハウ (1852-1943) は、幼児教育に関する教科書の無い時代にあってその作成に尽力したが、その活動の一環で撰して訳した『幼稚園唱歌』(1892年〈明治25年〉5月30日刊)は、マザーグースから採った「きらきら(現在の邦題:きらきら星)」と「我小猫を愛す」の2篇を所収しており、1987年の時点ではこれが日本における初訳とされていた。なお、2篇とも抜粋に抜粋を重ねて再構成した部分訳である。
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