導線を何回か巻いたもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/29 10:40 UTC 版)
「ループアンテナ」の記事における「導線を何回か巻いたもの」の解説
「微小ループアンテナ」も参照 中波ラジオ受信用のループアンテナ(アイワのミニコンポの付属品) 接続例 電子部品として用いられる通常のインダクタよりも大きな直径で導線を何回か巻いたものも、ループアンテナと呼ばれる。コイル内部の磁場の変化により、誘導起電力を取り出す原理である。この場合、導線の長さは動作に直接関係しない。多くはコンデンサを接続して共振回路として用いる。送信用としての用途はそれほど多くなく、むしろ電磁誘導の応用として135kHz、13.56MHzの電波を利用したRFIDなどに用いられている。 この代表的な製品として、中波帯のAMラジオの遠距離受信用のアンテナが市販されている。直径1m程度の三角形、四角形などのコイルと可変コンデンサ(バリコン)により同調を取り、ラジオに内蔵されているバーアンテナと電気的に結合させるものである。 また、バーアンテナ自体も一種のループアンテナである。 典拠管理 GND: 4296266-3
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