将校の勤務服
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 18:44 UTC 版)
「軍服 (ドイツ国防軍海軍)」の記事における「将校の勤務服」の解説
ドイツ海軍の規定では将校の勤務服(Dienstanzug)には正式(Grosser)と略式(Kleiner)がある。略式はダブルブレスト(5個のボタン二列)の開襟型のネイビーブルー(濃紺)のジャケットとズボンである。ジャケットの右胸には国家鷲章、左胸には胸ポケットがあり、両腰にもポケットが2つある。両袖には階級を示す金線が入り、またその上に兵科識別章(Laufbahnabzeichen)が付く。略式でも手袋や短剣を着用する場合もある。 通常勤務服であっても正式は礼服と同じフロックコートを着用する。正剣ベルト、短剣、勲章、グレーの手袋も付ける。シャツは略式も正式も立て襟だったが、後に折り襟式になった。正式の方は戦中にはほとんど着用されなかった。上級下士官は専用のジャケットに将校に準じたアクセサリーを付けた。 将校通常勤務服(略式) 将校通常勤務服(略式) 将校通常勤務服(略式) 将校通常軍服(略式)のドイツ海軍大将ギュンター・リュッチェンス 将校通常軍服(正式)の海軍元帥(ドイツ語版)エーリッヒ・レーダー
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