対策の遅れ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 11:30 UTC 版)
これほどの大騒動の原因になった事故であるにもかかわらず、国鉄では線路外からの侵入者対策はなおざりにされたままであった。京阪電気鉄道では1980年(昭和55年)の置石脱線事故を契機として線路際にフェンスを早急に設置し、私鉄各社でも同様の線路侵入対策を実施した。これに対して国鉄分割民営化後も対策はなされず、西日本旅客鉄道(JR西日本)が当該事故現場を含む京阪間の東海道本線の線路際にフェンスを設置したのは、時代をはるかに下って2007年(平成19年)以降であった。
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