宮近 浩二(みやちか こうじ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 14:24 UTC 版)
「機龍警察」の記事における「宮近 浩二(みやちか こうじ)」の解説
警視庁特捜部理事官。階級は警視。城木とともに、沖津の副官的存在を務める。岳父は元上司であり、丸根が妻の義おじにあたるなど、姻族に警察関係者が多い。城木とは警察庁に同期入庁した盟友である。城木を高く評価しており、警察庁長官をも狙える器と評している。上質な背広を着こなすが、七三分けの典型的な官僚らしい容姿の男である。度々軋轢を起こす特捜部に対するお目付け役として、上層部より送り込まれた。しかし、警察組織内部で疎まれているセクションに配属されることになったため、他のキャリア仲間から自分だけが取り残されるのではないかと畏れを抱いている。上層部の意向に忠実すぎることに加え、現場の捜査員の苦労に対して無理解な発言をすることもあり、現場から反感を買うことも多い。一方で、姿が巻き込まれた特捜部員拉致事案が発生すると、神奈川県警察本部の部局割拠主義に基づく対応の鈍さに憤りを隠さないなど、ときに内に秘めている責任感と使命感が見え隠れする。この事案においては、姿を救出するため神奈川県警察本部に応援要員を出すよう直談判し、自ら川崎臨港警察署の捜査現場に乗り込むなど、仲間思いの一面も見せる。
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