宮町地区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 15:28 UTC 版)
詳細は「宮町遺跡」を参照 宮町地区(みやまちちく、宮町遺跡の一部)は、甲賀市信楽町宮町にある遺跡(.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度56分8.37秒 東経136度5分1.33秒 / 北緯34.9356583度 東経136.0837028度 / 34.9356583; 136.0837028 (宮町地区))。盆地北半の平坦地に位置する。遺構は宮殿跡を主とし、2000年(平成12年)の調査で大型建物跡が検出されている。 主要建物として、中心北方に中心建物(正殿)、東西左右に脇殿がコ字形に配置されるほか、後背の正殿北方に大型建物2棟(内裏建物か:恭仁宮跡に類例)が認められる。そのほかにも多くの建物遺構が検出されており、紫香楽宮の中心施設とする説が確実視される遺跡になる。遺跡域からは多数の木簡・墨書土器が検出しているほか、『万葉集』と同じ歌を記した歌木簡の出土が注目される。 遺跡域は2005年(平成17年)に国の史跡に追加指定されている。現在、遺構は地下保存される。
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